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あるフィリピーナの過去 第6話 ⑨ 最終回

あるフィリピーナの過去・・・


Aは青年から離れるしかなかった。

これからは一人で生活していかなければならない。

今のお店に勤めていたのでは、生活ができなかった。

お店の隣には、ナイトバーがあった。Aは、そこのママさんとは友達になっていた。

Aは、ママさんにバーで仕事をさせてくれないかお願いした。


Aは、再びバーで働くことになった。

Aは決して身体は売らなかった。これは自分との約束であった。

ママさんもAの気持ちを理解してくれた。

両親への仕送りを再開した。


ママさんのところに宿泊をさせてもらいAはバーでの仕事を続けた。



現在もAは、同じバーで仕事を続けている。

無邪気な彼女は、休みの日などは、バーの友達とショッピングをして楽しんでいる。

明るいその笑顔に裏には、暗い過去を持つフィリピーナも多い。

そんな明るい彼女達と話してみると、想像を絶する体験をしてきたフィリピーナもいたりする。



現在Aは22歳。

素敵な笑顔を持っている彼女には、いつもお客がついているという。


終わり


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あるフィリピーナの過去 第6話 ⑧

あるフィリピーナの過去・・・


一回のみ日本人とのショッピングを約束したA・・・

このことは特に青年には言わなかった。

青年が怒るかもしれないことを恐れたためであった。


お店で日本人と待ち合わせをし、Aと日本人はタクシーでアヤラショッピングモールにむかった。

実は、Aはアヤラに行くことがはじめてであった。

青年とは、いつも近所でしかデートをしていなかったからである。


アヤラにて、日本人はたくさんAにプレゼントを買ってくれた。

Aはうれしかった。

夕方、Aは日本人と別れ部屋に帰った。

青年はまだ帰ってきていない。

Aは今日の出来事を青年に言うことに決めた。


この日、なぜか青年は部屋に帰ってこなかった。


翌日の朝、青年は部屋に帰ってきた。

酒臭い・・・

青年は、Aを見るなり、いきなりAを殴った。

Aは倒れた。Aの鼻から鼻血が滴り落ちた・・・。

何故、何故私を殴るの???

Aはわからなかった。

その時、Aは青年に理由は尋ねなかった。

青年は、そのまま寝てしまっていた。

Aは、この日仕事をやすんだ。

顔が腫れ上がっており、仕事ができる顔ではなかったのだ。


青年が起きたのは、夕方であった。

青年は起きるなり、目の前にいるAを無視して外へ出て行った。

Aは、青年の後を追っかけた。

青年は、インターネットカフェに行き、ゲームをずっとやっていた。

Aは、青年のその姿をよこからずっと見ていた。

昨日まであんなにやさしく、そして、Aを愛してくれていた青年がどうして一晩で急変してしまったのか・・・


インターネットカフェでのゲームを終了した青年は、また外を徘徊し始めた。

Aも青年の後をついて行った。


すると突然、青年の足が止まった。

すぐ後ろについていたAも足を止めた。


青年は、Aのほうに振り向かずこう言った。

『お前には日本人の別の彼氏がいるよな。そいつのところに行けよ。俺はお前に何もしてあげられない。お金がないからな。』

Aはショックを受けた。Aの本当のことを言おうと話し始めようとしたとき、青年が再び口を開いた。

『俺はお前達が楽しそうにデートをしているところを見たよ。お前を信じて今までやってきたのに・・・』

『将来的には一緒になろうと思っていたのに・・・お前がそういう女だと早く気づいてよかった。』


そして青年はどこかに行ってしまった。

Aはそれ以上青年の後をついていけなかった。

Aは青年を本当に愛していた。

Aは部屋にとどまり、青年を待った。

Aは青年に本当のこと、自分の本当の気持ち、青年しか愛していないことを伝えたかったのだ。


夜中、青年は部屋に帰ってきた。

青年はAを見るなり、また殴ってきた。

髪をつかみ、腹を殴った。

Aはうずくまった。

涙が止まらなかった。


もう青年は昔の青年ではなかった。

Aは、青年から離れるしかなかった。


続く



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あるフィリピーナの過去 第6話 ⑦

あるフィリピーナの過去・・・

Aが恋した青年を追って、Aはセブへ向かった。

Aの両親もAを見守ってくれているようだった。


セブのバスターミナルに到着したAを青年が迎えに来てくれた。

Aにとって、今が幸せの絶頂だったかもしれない。


Aと青年は、青年の住む親戚の家に、向かった。

青年の部屋は狭かった。ここで当分2人で暮らすことになる。

Aも仕事を探すことにした。

2人は、何も話し合っていないが、将来のことを意識していた。

将来のために、Aはお金を貯めようと思ったのである。


Aは、マニラでの出来事をなかなか忘れなれないでいた。

自分の子供が死んでしまったことが今でも信じられないでいたのだ。

夜、一人で泣いていると青年がいつも優しく抱きしめてくれていた。

Aは青年を心から愛した。


Aも仕事を始めた。

下町コロンでの、店番であった。

給料は低かった。しかし、今はそれでも良かった。


いろいろな男が、Aに話しかけ、付き合ってくれと申し込んでくる。

Aは青年しか愛さないことを決めていた。

こんな生活が、1年半ほど続いた。

Aは、幸せだった。


ある日、1人の日本人の男性がAに話しかけてきた。

歳は60歳くらいであろうか。

デートをしてくれという。

Aは、彼を相手にしなかった。

その日本人は、毎日Aの店に来てAをデートに誘ってきた。

日本人が言うには、ただ一緒にショッピングにいってくれるだけでいい・・・と。

約2週間ほど、この日本人は毎日Aの元に通った。

そして、ある日、

いつものように日本人がAのところにきた。

明後日日本に帰るという。明日が最後だから一緒にアヤラに行かないか・・・と。

Aの根気負けだったのかもしれない・・・

Aは1日だけで日本人とショッピングに行くことを約束した。


この日本人とのショッピングが、今までの幸せな生活を一変させることになるのである。



続く



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あるフィリピーナの過去 第6話 ⑥

あるフィリピーナの過去・・・


Aは、マニラを後にし、実家のあるネグロス島に帰っていった。

Aがマニラで仕事をしている間、仕送りはできていた。

Aの両親もAが帰ってきたことを喜んでくれた。


Aは少しネグロスの地元で仕事をしようと決めた。

バランガイホールの仕事をすることになった。

いろいろな書類をタイプするのがAの仕事になった。


給料は安かった。

しかし、Aはそれでも良かった。

今は家族と一緒にいたかったのである。

Aは、マニラでの出来事を必死に忘れようとしていた。


ある日、バランガイホールでいつものように仕事をしていると、一人の青年がAに話しかけてきた。

最初は、Aはその青年のことをまったく気にしていなかった。

その青年は、毎日のようにバランガイホールにやってくる。

そして、Aに食べ物をお土産として持ってきてくれていた。

Aの周りの人が、Aを冷やかす。

『あの青年は君のことが好きなんだよ』・・・と。

次第にAもその青年のことを気にし始めるようになった。

『彼だったら、すべてを忘れさせてくれるかもしれない・・・』

・・・Aはそう思ったのである。


そして、Aはその青年と付き合い始めた。

青年は22歳。

地元に住んでいた。


ある日、青年はセブで仕事をするようになるとAに伝えた。

Aは寂しい気分になった。

Aは、その青年を心から愛しているようになっていたのだ。

青年は、Aと連絡を取り続けることを約束した。

そして、ある程度落ち着いたらAもセブに来てほしいと青年は言った。

Aはうれしかった。


こうして、Aと青年の遠距離恋愛が始まった。

青年は、毎日携帯にメッセージを送ってくれた。

Aは青年の愛を感じていた。


そして、青年と付き合い始めて、1年が経った。

青年がネグロスに一時的に帰ってきたのだ。


Aは、青年に再会できて、とても幸せだった。


Aは、青年からいろいろなセブの話を聞き、毎日デートをした。

Aにとって今が一番幸せであった。

青年はレストランのウェイターとしてセブで働いていると言う。

青年が宿泊しているのは、彼の親戚の家であった。


ある日、いつものようにAは青年とデートをしていた。

突然青年はAにこう言った。

『明後日俺はセブにもどる。君も一緒に来てくれないか。いつも俺のそばにいてほしい。』

Aは驚いた。

しかし、Aの答えは決まっていた。

『Yes』であった。


こうして、青年がセブに戻っていった翌月、Aも青年を追ってセブに行くことになるのである。


A、19歳の4月のことであった。



続く



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あるフィリピーナの過去 第6話 ⑤

あるフィリピーナの過去・・・


Aは妊娠をした・・・

Aはすぐにボスに打ち明ける。

ボスは困った表情になった。

Aは、こんなこと親には言えない。

Aは、薬でお腹の子供を殺そうとした。しかし、Aはできなかった。

Aは覚悟を決めて母親に妊娠のことを電話で打ち明けた。黙っていることができなかったのだ。

Aの母親は、Aにこう言った。

『生まれてくる子供に罪はない・・・。あなたは、母親にもうすぐなるの。
あなたの子供なんだからもっと喜びなさい。』

Aは働きながら、子供を生むことを決意する。

お金はボスがサポートをしてくれた。Aがボスを半分脅してサポートをさせたのだった。


他の同僚も、Aが妊娠したことを知ったようだ。

実はボスは結婚しており、家族がいた。

おおっぴらにAがボスと付き合っていることは言えない・・・


明らかにボスは、Aが子供を生むことを迷惑がっている。



まもなくマニラに来て一年が経とうとしていた。

Aのお腹は、誰が見てもわかるくらい大きくなっていた。

毎月、医者の診察を受けていた。

Aは、実は妊娠したことに関して幸せを感じはじめていた。自分の子供がお腹の中で生きている・・・

Aは母親になろうとしていたのだ。



ある日、Aはお腹の異変に気づいた。

何かがおかしい・・・

いつもと感じが違う・・・


不安になったAは病院に行った。

医者も首をかしげる。

お腹の子供に何やら異変が起こっているようだ。


大きな病院に行き、診察を受けた。

Aの子供は、お腹の中で死んでいた・・・。


手術をすることになったA・・・

ボスに連絡をした。

お腹の子供を取り出した。

Aは泣いた・・・


ボスは、Aを見舞うことはしてくれなかった。

ボスは、Aが妊娠中に親友とできてしまっていたのだ。


病院でかかった費用はボスが全部出してくれた。

しかし、ボスはもうAに優しく接してはくれなかった。

Aには味方が誰もいなくなってしまったのである。


ネグロスに帰ることにした。

17歳の8月のことであった。





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